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生活の変化で、間取りを見直し!家族構成の変化や働きに合わせてリフォームを

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新型コロナ禍の影響で、自宅でのリモートワークの増加。子供が成人して巣立ったことで、空いた部屋を書斎として有効活用したい。2世帯・3世帯等の同居にあわせて個室を増やしたい・・・など、時代や家族構成の変化・多様化に応じて、よりよい間取りにリフォームしていくニーズが高まっています。そこで今回は、環境や家族構成の変化にともなう間取りのリフォームについてご紹介します。

入居時とは異なる環境の変化が、間取り見直しのサイン

家族とともに長く過ごす住まいだからこそ、ひとりひとりに最適な環境にしたい。そう思って住み始めても、入居時から5年、10年、20年と時が経つにつれ、自ずと家族構成や生活環境が変化していきます。夫婦二人で住み始めた住まいと、出産後に子供と暮らす場合とでは大きく異なり、物心ついた子供のプライバシーをたもってあげられる個室が必要になったり。高齢になった家族を迎え入れて、共に暮らす必要な部屋数の増加や寝室近くにトイレを新設するバリアフリー化。新型コロナ禍における在宅でのリモートワークと子育ての両立のため、リビングに半個室のデスクがほしい…など、これまでと暮らしが変化してからはじめて、思いもよらなかった「理想の間取り」への希望が芽生えてくるものです。「もう1部屋あれば、仕事に集中できるのに…」といった、新しい住まいの理想像が出てきたら、誰かの心の負担につながる前に、間取りの見直しが必要なサインです。

子供の成長、リモートワークの増加などニーズはさまざま

間取りの見直しが必要とされる理由は、住まいの環境や設備の問題だけでなく、前述した通り時間とともに変わってきた家族構成や、働き方の変化などひとりひとり異なります。そのため、まずはこれまでと何が変わったのか、改善したいことは何か。家族それぞれの生活パタンや求めている環境を、しっかりと話し合って書き出しながら、抱えている課題や必要な環境を「見える化」しましょう。例えば、「在宅でのリモートワークに変わったので、個室がほしい!」といっても、半個室でも集中できるのか。完全個室でなければいけないのか。あるいは、まだ子供が小さいのでリビングで様子を見ながら仕事ができる環境にしたいのか…など、リフォームの方法はさまざまです。

これまでの生活との変化や「理想の間取り」に求める新しい環境について、明確にできたら専門スタッフに相談を。新しいパーテーションなどを設置して区切るような、簡単な工事から、壁を取りはらってまるっと間取りを変えて部屋を増やしたり、減らして広くしたりと規模もさまざまです。予算や住まいの構造などを考えながら、無理なくよりよい間取りにリフォームします。余った部屋の仕切りを変えてウォークインクローゼット付きの寝室にしたり、使わなくなった和室をLDKに取り込んで、広い空間をつくったり。間取りを見直すだけで、使いやすさも空間も全く新しいものに変えることができます。

家族構成や働き方、環境の変化は、理想の間取りにリフォームするチャンスです。間取りを見直して、より快適な新しい生活を実現しましょう。